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お墓
墓石の解体から施工まで
- 作業日数23日
お墓の解体~基礎工事~施工までの工程です
作業日
墓石の解体から施工まで
墓地の解体から施工までを追っていきます。
こちらは、間口3,370㎜×奥行2,740㎜のかなり広い区画です。
(※戒名の一部などを画像処理してあります)
まずは解体です。
石塔を取り、中の砂や砂利の状態を見ます。
古いお墓の場合、掘ってみるまで中の様子がわからないことが多いのです。
不揃いな大きな石が出てきました。
次は、基礎づくりです。
家を建てるものお墓を建てるのも、基礎工事はとても重要です。
上の重い石を支えるため、正確で堅実な基礎工事を行います。
納骨室に湿気がたまったり、雨水が入ることもあるため、
配水穴を作ります。
鉄筋を入れ、コンクリートを流し込みます。
こちらの工事では通称カニクレーンが活躍しました。
正式名称は、ミニクローラクレーンです。狭い墓地での運搬に利用されます。
いよいよ施工です。
こちらのお墓は、外柵の大きさが1,800㎜×1,800㎜×600㎜で、大きめです。
使用する石材も大きくなります。
クレーンで順に石材を運びます。
石の吊り方、バランス、運ぶ早さ、全て目が離せない、気が抜けない、
非常に神経を使う作業です。
土台が出来てきました。
納骨室の蓋石の部分が空洞になっているのが見えます。
もちろん納骨室はステンレス金具で補強され、耐震構造です。
芝台や拝石を据えます。
中台、上台を載せ、その上に棹石を建てます。竿石を建てた後
花立や香炉立などの付属品を据え付けます。
墓石の隣に、同じように土台を作り、
解体の際に回収した石塔たちを、配置します。
石塔の周りには、玉砂利を敷きました。
周りのコンクリートも打ち直しました。
お墓も周りもとても綺麗な仕上がりです。