スタッフ作業日誌 やまきのおもてなし

供養

合同散骨

  • 店舗裾野店
  • 作業日数18921.625日
  • 金額275000円

合同散骨をお申し込みいただきました。

作業日

お預かりしたご遺骨の粉骨作業

※ お骨の写真が掲載されています。
  人によっては不快に感じる場合がありますので、その点了承の上ご覧ください。



墓じまいの上、ご遺骨を海洋散骨で供養するというご依頼を受けました。

骨壷より、バットにご遺骨を取り出していきます。
他の方のご遺骨が混じったりしないよう、1体ずつ丁寧な作業を心がけています。

広げたご遺骨に、丁寧に有害物質(六価クロムなど)の除去用の薬剤をスプレーしていきます。

当社では、環境に配慮してすべてのご遺骨の有害物質除去を行っております。

金属片などを磁石と目視で丁寧に取り除いていきます。

ご遺骨を粉骨機へと入れて、ご遺骨を粉にします。
大きな塊のまま残ったりしないよう、ご遺骨の量により何回かに分けて行っていきます。

粉骨機から取り出したご遺骨です。
きれいにパウダー状になっています。

散骨用に紙の袋に小分けをしていきます。
袋内の量は、散骨に参加される人数やご遺骨の量により毎回違います。

手元供養として一部を小さな骨壷やペンダント、ブレスレットなどに納めたいという方の場合は、その分も別途小分けにしますので、ご契約時にお申し付け下さい。

あとは、箱に納めて風呂敷で包めば1名様分の粉骨作業が終了です。

こちらは、お墓に入っていた方のご遺骨で、90年ほど前の方だそうです。

青い丸いものはメガネのレンズでしょうか?

黒く見えるものは、炭化したご遺骨です。
現在に比べると当時の火葬は温度が低く、焼く時間が長かったりしたため、
この様な状態であることは珍しくないそうです。

お墓に納骨されていたご遺骨は、そのまますぐに粉にはせずに、
一旦ザルに出して、洗浄していきます。

丁寧に汚れを落とした後、しっかりと乾燥させてから、粉骨をしていきます。